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大穴と見せて大本命!?マルコ・ルビオ大統領候補 経歴編

      2016/03/08

アメリカ大統領選。
先週行われたアイオワ州共和党党員集会は、ドナルド・トランプをテッド・クルーズが破ったことで話題になりました。

でも、改めて結果を良く見ると、3位につけたマルコ・ルビオの健闘が光ります。

候補 得票率 獲得代議員数
テッド・クルーズ 28% 8人
ドナルド・トランプ 24% 7人
マルコ・ルビオ 23% 7人

ルビオは、得票率でトランプを1ポイント下回っていますが、獲得した代議員の数は同じです。

Marco_Rubio,_Official_Portrait,_112th_Congress

マルコ・ルビオはダーク・ホース?
これが意外に共和党内では期待される政治家のようなのです。

マルコ・ルビオとはどんな人なのでしょう。

44歳の若き大統領候補マルコ・アントニオ・ルビオ

とにかく貧しかった幼年期

ルビオは、1971年、マイアミでキューバ移民の両親の元に生まれます。

キューバのあまりの貧しさから逃れるための移民だったという両親は、読み書きすらもおぼつかない程度の教育しか受けていません。アメリカでも高給の取れる仕事につけるはずもなく、苦労してマルコらを育てたそうですが、この国なら真面目に働けば必ず豊かになれると信じていたと言います。

家の中ではスペイン語が使われていたため、ルビオは子供の頃からスペイン語と英語のバイリンガルでした。

やっぱり貧しかった学生時代

奨学金を受けながらフロリダ大学を卒業後、マイアミ大学へ進んで法学の博士号を取得します。

ここまでに膨れ上がった学生ローンが10万ドルあり、返済を終えたのは2012年だったそうです。

裕福な家庭に生まれ育ったドナルド・トランプとはまったく対照的ですが、貧しさを知っているということは、政治家にとって決してマイナス要因ではなく、この異色の経歴がルビオの強みにもなっています。

相変わらず貧しかったフロリダ州下院議員時代

マイアミ大学在学中から、地元議員の元での見習い実習や選挙活動の手伝いをして、政治への関心を深めたルビオは、2000年に下院議員となり、2007年にはキューバ系アメリカ人初の下院議長に就任します。

当時、同じ下院議員のデヴィット・リベラと共同で家を買ったのですが、このローンを5ヶ月滞納したために家を差し押さえられてしまいます。
(滞納分は支払って解消しているようです。家は2015年におよそ11万7000ドルで売られました)

いい加減金なすぎだろ

フロリダ州の未来のための革新的な100のアイディア

この頃までにルビオは、フロリダ住民に現状に対する様々な意見をたずねて回るタウンミーティング行脚をしています。

そこで得られたアイディアをまとめたのが、フロリダ州知事ジェブ・ブッシュも購入、引用したという著書「フロリダ州の未来のための革新的な100のアイディア」です。

2007年から2008年にかけてルビオは、本に書かれた案を議会に掛け、100件中57件をフロリダ州法とする大仕事をしています。

バイタリティ、行動力、根気強さ。
ルビオの優れた資質は、この一連の仕事によって広く知られるようになりました。

ルビオはその後2013年に“An American Son: A Memoir”(回顧録アメリカの息子)、

2015年 “American Dreams: Restoring Economic Opportunity for Everyone”(アメリカン・ドリーム:チャンスあるアメリカを取り戻すために)

と、合わせて3冊の本を出版しています。

2010年、上院議員に立候補したルビオは、副大統領候補に名前の挙がったこともあるクリストに大差をつけて当選し、30代ながら次期大統領候補との声が聞かれるようになります。

マルコ・ルビオの経歴は、非常に魅力的です。

次は、ルビオの政治思想対日姿勢について見てみます。

大穴と見せて大本命!?マルコ・ルビオ大統領候補 政策と勝算編

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