月と東京タワー

とにかく!蚊に刺されずに過ごすために(屋外編)

      2017/02/07

話題のジカウイルス
症状は軽いものの、妊婦さんが感染すると胎児が小頭症になる可能性も疑われています。
でもワクチンはない現状。蚊に刺されないように注意するほかありません。

日本国内でジカウイルスを媒介するのはヒトスジシマカという種類の蚊ですが、この蚊に限らず虫刺され全般の対策をまとめてみます。

妊娠と関係ない人にも。

まずは、蚊の生態について

吸血する蚊はざっくり分けて3種類

ヒトスジシマカ まさにここで話題の蚊
昼に活動する
よく「薮蚊」と言われるのがこれ
デングウイルス、ジカウイルスの運び屋
刺されたときのかゆみも強いよう
アカイエカ 九州から北海道まで棲息
夜に活動。寝室に侵入するのはこの種類
動物の血も吸う
こいつの媒介するフィラリアで犬が死んじゃうことも
チカイエカ 地下やビル内にいるらしい
低温に強く一年中活動している
しかも24時間体制

刺されたときの痒さレベルはヒトスジシマカ>イエカだそうです。
「ヤブ蚊に刺されると痒い」とよく言いますが、本当だったみたいです。

なぜ血を吸うの?

血を吸うのは産卵期の雌だけ。
普段は花の蜜などを栄養源とする普通の虫なのです。

つつじ

「そうか、我が血も生物の存続に役立っていたのか…」との感慨にふけるのは無理。
1回の吸血量はだいたい2mg程度と言いますから、人間にしたらたいした量ではないわけで、血が必要というならくれてやらんでもないのです。
しかし!

なぜ痒くなるの?

蚊にとって血液を分け与える者は恩人のはず。
なのにその恩を痒みで返す、その心根が気に食わないのですよ。

あの痒みは、どこから来るのか。

原因は蚊の唾液です。

蚊が吸血する時には、口吻(こうふん)と呼ばれる器官を相手の皮膚に突き刺しているわけですが、約1~1.5mmほどの深さまで刺さるのだとか。
そんなことをされて気付かないのはなぜか?
蚊が、人間に麻酔を施しているからです。

それが蚊の唾液です。

あの痒みは、この唾液に対するアレルギー反応なのです。

アレルギーなので、抗体のない人は刺されても痒くなりません。
蚊に刺されたことのない人が初めて刺されたときには痒くないのです。
赤ちゃんも蚊に刺されますが、痒みは感じていません。

Baby

蚊は、吸血を終えて飛び立つときにこの唾液を再度吸い取って回収していくそうです。
痒みの原因は唾液なので、刺されている途中で気付いた場合は観念してそのまま満足のいくまで吸わせたほうが痒みが少ないという話も…。

蚊も子孫を残すために必死なのです。

蚊よ。事情は分かった。しかし痒みを残して去るというのは、どうなのか。いっそ人蚊間で協定を結ぶのはどうか。話し合いたいところです。

蚊にさされずに過ごすために

屋外編

ジカウイルスを媒介するヒトスジシマカは、「薮蚊」と言われるとおり屋外にいます。
まずは、こいつを対策する方法を探ります。

虫除けスプレーなどの薬剤

最も確実性のあるのがこれでしょう。

虫を除けてくれるのは、DEET(ディート)という成分です。

DEETの濃度が低いと効き目がないとか、すぐに効果が切れるとか言われていますが、私は商品の種類を問わず、虫除けを使っている時に刺されたことはないです。

夏の川原のバーベキューや、シンガポールのナイトサファリでも、市販の廉価な虫除けで大丈夫でした。
(元々は刺されやすいほうだと自覚しています)

日本で市販されているものの中で最もDEET(ディート)濃度の高いものは、12%(規制上限)含有のムヒの虫よけムシペールです。

私はこの商品を使ったことがなく、過去に使用したものはすべてこれよりも含有量の少ないものだったことになるので、虫よけムシペールならまず大丈夫ということになります(個人差はあるでしょうけれども)

これは使い方にコツがあります。

スプレーしたら、手で塗り広げてください。
薬剤のかかっていない箇所は刺されます。肌の出ているところに、まんべんなく塗り広げる。これがとても重要です。

妊婦さんが使っていいのか、気になるところです。

「DEETは稀に人体に影響が出ることもある」との国民生活センターからの報告があるそうです。

「妊娠中も使い続けたけど何事もなかった」と言う話もあり(ネット上でもよく見かけますが、友人も同じことを言っています)、あまり神経質になる必要はないのかもしれませんが、あまりにも重大なことで、無責任にはお勧めできません。

その前に妊婦さんはあのニオイで気持ち悪くなっちゃうかもしれないですね。

また、妊娠中は肌質も変化するので、虫除けで痒くなったりする可能性も。

Deetフリーでハーブオイルの虫除けスプレーもあるのでぜひご検討を

服装

屋外での蚊対策で一番安全でシンプルなのが服装による防御です。

虫に刺さされやすい場面では、長袖、長ズボンで皮膚の露出面積を減らしましょう。
真夏でも素足にサンダルではなく靴にしたほうがいいです。

服の色も重要です。

蚊は色を識別できるそうで、好む色は黒です。その他紺なども。暗い色に寄ってくる性質があるようです。
白や黄色が蚊を遠ざける色とされています。

黒い服は、蜂にも襲われやすいそうです。

充電式扇風機

草取りなどの作業時には、これがいいです。
蚊は強い風の中を自由に飛ぶことが出来ないので、扇風機の風でシャットアウトする要領です。

バーベキューなどにも。

犬のフィラリア症予防にも使えます。

蚊対策:屋外編まとめ

  1. まずは虫除けスプレー。ただし手で塗り広げるのを忘れずに
  2. 黒い服はダメ!白や黄色の明るい色で、長袖長ズボンソックス&靴着用
  3. 屋外用扇風機で蚊を吹き飛ばす

蚊の近寄らない色は白

ジカ熱、デング熱を媒介するヒトスジシマカの主な活動場所は屋外です。
暖かくなると意外に早い時期から蚊は出現し始めます。気をつけましょう。

ベビーカー用の虫除けという商品がありました。

屋内、夜に耳元に近寄ってくるあのイエカへの対策は次に。

とにかく!蚊に刺されずに過ごすために(屋内編)

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